以前こんな事があった。京都でのことだ。それは花見のシーズン。仲間とお花見でもしようかと円山公園とう花見のスポットに行った時の事だ。もちろん花は美しく、多くの人々が花を愛でている。本当に日本人で良かったと思える瞬間だ。しかし、そこに一人の外国人がギターをもって曲を弾いていた。曲は何故かイマジンばかり。。どう考えたって花見にはアワン!って事で僕の知り合いの大工のおっさんがが声を荒げた。『ゴーホーム・ヤンキー!!』そしたらその外国人が、『僕はスイス人です!』と返してた。まあ外国人を見るとすぐアメリカ人だと思ったおっさんもどうかと思うが。。それにしてもスイス。日本とはろくに戦争もしていないのに日本が戦争に負けると賠償金をぶんどって行った国だけある。ろくなやっちゃない。。
また、まだ京都に住んでいた頃、僕は京都の観光企画課に勤めていた。仕事の関係で新撰組の屯所として使われていた場所に行った時の事だ。もちろん場所の雰囲気は良い。新撰組の呼吸さえ聞こえてきそうで歴史好きの僕にはとても素晴らしいところだった。んだが。。誰かが、尊敬する沢穂希選手似の近藤勇像に100円を入れたらしく、三橋三智也氏の『ああ新撰組』が流れてきた。『新撰組は~月に~泣~く♪』僕の中では雰囲気が一気に壊れた。決して僕は悪い曲だとは思わない。勇ましくて良いじゃないかとさえ思う。だが、ここで聞くほどの曲ではない。良い迷惑だった。もちろん悪意はないだろうし、むしろよかれと思っているのだろうが、現実に超ふり戻された気がした僕は、さっさと屯所を後にした。
そろそろ街中の音楽についても景観同様、日本は見直した方がよい。日本人の精神状態に何らか影響を与えているは確かだ。それも良い方向にではなさそうだ。
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