昨日のニュースで見たのだが、日本の山林を管理する山師さん方には後継者問題があるそうだ。なぜなら日本材木は海外の安い輸入材木に押されて売れない。そして値段も叩かれる。よって収入が割に合わず家業を継がないそうだ。継がないと言うより継げないのだろう。残念な事だ。僕のように工務店に勤める設計士は日々、外材と戦っている。どうしてもハウスメーカーが扱う外材の値段には勝てない。一坪辺り3万ぐらい違ってくるからだ。また近年の円高の影響でハウスメーカーは大量に外材を仕入れて保管している。よって彼らが作る家は普段よりも安く作れるので、僕が勤める工務店のような純日本製品ばかり扱うところは競争にどうしても弱くなる。
問題は別の所にも起きてきている。山林の興廃だ。日本の山々には材木として使いやすいスギやヒノキを植えている山々が目立つ。こういった山々に人が入らなくなったらどうなるか?大雨の時などに、深層崩壊という恐ろしい土砂崩れなどを起こしやすくなる。なぜなら木々は適切に間引きや手入れをしなければ大きくならない。大きくならないという事は根が張らない。よって土砂崩れを起こしやすい。困ったもんだ。
僕は思うのだが、もう少し外材に規制をかけても良いと思う。安い家ばかりを求めるおかげで死人を出すのは幸福な社会とは言えない。
良かったらご協力ください。
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