思うんだが、日本の道路には横断歩道が多い。そして、その脇に通学路と書いた青い看板がある。僕が働く西都市では、この看板は色々な場所で見かけるのだが、多すぎはしないだろうか。もちろん子供たちの安全のためにやっているのはよく分かる。しかし、あまりにも多すぎると、逆に効果が薄れると僕は思う。小学生のためだけに町は出来てはいないので、このような看板をつけねばならんのだろうが、一体どれほどの効果があるのか、またどれくらいの予算をかけているのかよくは知らない。車の運転などをしている時に、子供たちが走っているのをよく見かけるのだが、やはり怖い。僕の勝手な思い込みかもしれないが、日本の道路はあくまで車のためにできている。その他の物(自転車や原付バイクなど)や人への配慮ある都市計画は、日本人には贅沢なんだろうか。
以前にも書いたが、僕は徒歩で琵琶湖一周を企てた事がある。安土町に行った時に面白い道路を見つけた。徒歩専用の歩道だ。主に小学生のために作られているらしく、田畑の中に舗装された道路がまっすぐに続いていた。またその道路は、車線が平行に並ぶといったよくあるタイプの歩道ではなく、ただその独立した道があるだけだ。もちろん自転車もバイクも入れないように衝立(ついたて)があり、なかなか良い。これこそが、本当の配慮だと思う。なので例の青い看板などは少ない気がした。
また、日本ではスクールバス制度を採用している学校は少ない。特に小学校で採用しているのは見た事はない。だが、高校やスイミングスクールなどは使っているところが多い気がする。これから言える事は、スクールバスとは日本の場合、家から学校が遠い人が乗るものと言えるだろう。何故日本の小学校はスクールバス導入をためらうのだろうか。予算の問題からか、それとも甘やかしてはいけないと思っているのか、よくわからない。しかし、安全配慮の観点からは一つの解決策だと思う。
僕は建築士の資格を持っている。建築の試験の中には都市計画も含まれる。建築の教科書には車と人との分離について、アメリカの都市計画の事例が必ず記載されている。しかし、実際はそのように日本は動いてはいない。もちろんそれは日本はアメリカと違い、道は人の経済活動の流れの中で、自然に出来てきたからだ。だが、昔の道と今の道では走っている物が違う。やたらと看板ばかりつくるよりも、そろそろ都市と道路について、計画方法を変えても良い気がする。横断歩道で、小学生を見送るボランティア活動を朝などに見かける。僕がいたアメリカではそのようなボランティアが全くいない。だが、少なくとも小学生の事故は日本よりは少ない気がする。
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