武田信玄がすすめた志賀城攻めという戦いがある。この戦いで信玄有名になったようだ。援軍として来た関東管領上杉家の援軍を打ち破り、その首3,000を城の目の前で晒しているからだ。その後、志賀城は落城。その負けた武士の息子が金山の鉱夫として売られたことから話は始まる。主人公は無名の 『石積み衆』 であるが、彼の目を通じて戦国の世の空気が書かれている。まあそんな作品である。また信長や秀吉、ザビエルなどの宣教師も生き生きと描かれててとても良い。石垣作りから戦国を読めるような本だ。
僕が住む宮崎では、ある時期、庭に大きな石を置いたりその敷地の境界に石垣を置くのが流行った。大抵は大ぶりの石をドンドンと置いてある。以前に勤めていた工務店の社長さんと車で走ったていた時に教えて頂いたのだが、石垣が道路と敷地の境界にある事によって、その家が引き締まって見えるそうである。なるほど、確かに和風に見えて来る。だが僕にはどうもしっくり来ていない。僕は京都に住んでいたので本物の石垣を見てきたからだ。僕が言う本物とは品があり洗練されている石垣を言う。どうも宮崎の石垣は大ぶりすぎる。多くの石は黄色く、そして石の表とか裏などを気にせずどど~んと置いているような気がするからだ。どうも庭師さんのお仕事ではなく、土木屋さんのお仕事のにおいがする。
僕はこの本を読んでから石垣がたまらなく好きになった。僕は歴史は以前から好きである。だがお城自体にはそれ程興味は持てなかったのだが、この本を読んでから城に興味を。。ではなく石垣ついでにお城に興味をしめし始めた。いまでも城に行ったら石垣ばかりみている。
石垣などには普通は興味持てないだろう。だがそんな人に読んでもらいたい本である。本は人の目線を変える良いツールだ。興味が無いものも読んだ方が良いに決まっている。
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う~ん。。頭が痛い痛いである。。
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