かといって、田舎は田舎で努力はしている。どうにか町を発展させようと官公庁さんらはがんばっているのはよく分っている。だが上手く回っていないのが現実である。例えばよくあるのが、町の商店街を活気つけようと、いろんな名目で県は補助金を入れて下さる。実にありがたいことではある。その補助金で町の商店街さんらは祭りなどをやる。だが補助金は使い切らなくてはならず、また必ず売り物などを作ってはいけない。なので僕の町ではマグロ丼の振る舞いをやっていた。おかげで遠くのお客さんも来て頂き、商店街は潤う。だが思ったのだが、それで新しい雇用が産まれるとは僕には到底思えなかった。なのでその祭りの実行委員会の会議で 『食ったら終わりやんけ~』 と僕は反対したのだが、みんなキョトン !? としていた。空気を読めない僕がどうやら悪いらしい。。
僕はアメリカに住んでいたのだが、アメリカでは補助金で祭りをやるなど聞いた事はない。もちろんアメリカという国は地方が国の関与を嫌うというのもあるだろうが、その辺はシビアなもので州政府も町も銭は出さない。だしたら住民が怒り狂うだろう。アメリカで補助金を掛けるとすれば、例えば光ファイバーを全土に引くなどの公共のインフラの整備ぐらいだろう。社会の発展させるために何が必要かという事をアメリカさんは実によく考える。アメリカのフリーウェイ (無料です) は遠い昔に完成したが、日本の高速道路はいつ完成するのだろうか。。
僕は田舎が好きである。田舎には田舎の良さがあり、都会と同じ価値観で生きるべきではないと思っている。だがそんな田舎でも発展は必ず必要だと思う。雇用が全く無いので若者は都会に出るし、そして結婚もしない。月の給料が10万前後に抑えられている現状に田舎は恥じ入るべきだと思う。僕にはどう考えたって 『マグロ丼の振る舞い』 よりも光ファイバーを入れる方が町の発展に寄与すると思う。って商工会の方とお話ししたら、 『どれくらいの町民がインターネット使える?』 と言われてもうた。。僕は思うんだが、なぜ僕らはその使えない人々のために生活やライフスタイルを合わせなくてはならんのだろうか。。そりゃ田舎で起業しないはずだ。。
僕の町の商店街は僕が幼い頃から全く変わっていない。僕は思うんだが県からは色んな補助金が商店街には補助金が下りてきていたと思う。だが町に発展がいっさい見られない事を思えば、その補助金は死に金だったんではないだろうか。新たに雇用を産み出すという事は、お金儲けの仕組みを作るという事である。補助金はやはり生き金にしなくてはならない。生き金に出来なかった団体には補助金をださないって事にするべきではないだろうか。民間である銀行が儲けのない会社にはお金を融資しない。僕はその方が健全だと思うんだが。。
と知り合いの青年部の方に言ったら、 『みんな一生懸命やってるんだから、言わんであげて』 と言われた。。どうも一生懸命だったら全て OK らしい。。
違うと思うんだが。。
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