日本のオフィスは一般的に、対面型の配置が多いと思う。日当たりの良い場所に上司の机があり、そしてお客と対する場所には若くて一番給料の安い女性が座っている。机の上にはこれでもかといつ読むのか分らん本が並んでいて、机はねずみ色。そして冬などはお偉いさんはヒーターが足下にあるのだが、平社員は膝掛けマフラーを強要される。壁には何かの事業許可証がぺったんぺったんと壁に貼ってあり、その横にはちんちくりんな啓蒙ポスターがずらりと並ぶ。まあそんな所だろう。
僕がアメリカで見た事務所とは、もちろん色んなタイプがあるが、大勢の人間が一つのフロアーに勤める事務所などは、簡易のパテーションで社員の仕事スペースを仕切る完全独立型のオフィスがが多かった。その中は基本的には自由空間。みな自分らで整理整頓をしており、来客があってもその中で対応する会社も普通にあった。日本人はこのパテーションがあるアメリカタイプのオフィスは、アメリカ人が個人主義だからと思う人が多いと思うが、それが全ての理由では無い。そうした方が仕事がはかどるという理由がつよいと思う。考えて欲しい。日本的な開放型の事務所では働いていて、他人が当たり前のように立ち話を始めたとする。その会話が気にならないだろうか?それを暗にやらせないために、パテーションがあるわけだ。それに人間囲まれていると目の前の物に集中するという習慣がある。図書館などの机が隣と区切られていたりするのは、その方が集中できるからだ。
僕が働いていたお仕事はブリーフィングを週に何度もする必要があった。よって日本で言うとこの会議室が当然あった。そのブリーフィングは他に漏れてはいけない事柄を普通に話すのだが、日本のように窓がぽつりとあって穴あきボードのお部屋ではなく、Starbucksのようなガラス張りの大部屋だ。ただし建物の前面には川が流れていたので、のぞき見はできない。たしか30畳ぐらいの広さがあったと記憶している。日本のようにホワイトボードがあり長机にパイプ椅子といったものではなく、作り付けの机が壁にずらっと配置してあり、おしゃれな高椅子が20個ぐらいあった。中央にはソファーとコーヒーテーブル。それに大きな黒板の横には、僕が貼った雛形あきこのグラビア写真 (大好評 ♡ ) そこで和気藹々ブリーフィングタイムをやっていた。もちろんコーヒーを飲みながら、超リラックスしながらだ。
僕だけなんかいな。。
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