だが残念な事に、僕の地元の野山や田畑は荒廃がとても激しい。跡継ぎがみんな都会に出て仕事をしているため、後継者がおらず田畑は荒れ放題だ。という僕も跡取りではあるのだが、田畑作業はしない。というのも猿やイノシシなどが出没し田畑を荒らすため、経済的に成り立たなくなったからだ。
地方に住んでいるからと言って、半農生活を営もうという人々はだいぶ減った気がする。僕の親の世代まで確実にそうだった。僕の家は米とイチゴを作っていたので、父親などは昼間はサラリーマンをし、収穫期などは夜3時頃までイチゴの作業。米の収穫期などはもちろん週末は休み無し。こういった作業しなくては食べれなかったというのもあるが、それが普通の生活だと考えていたんだと思う。
しかし、僕らより少し上の世代から考え方は変わった。皆こういった兼業農家を嫌い都会に出た。そりゃそうだろう。東京に本社のある会社などの宮崎支店で勤めても、地方だからという理由で給料は安い。同じ8時間働いてもだ。それに都会の女子高生のコンビニのバイトよりも、僕の地元の正社員の給料の方が安い事などざらだ。地方の方が食料品などが安かった時代もあるだろうが、今は都会とあまり変わらないし、地方は土地が安いが、車は必需品。なのでそれほど違いがあるわけではない。まったく馬鹿らしい話だ。現在の労働体系は地方に兼業農家を義務づけているようなもので、そりゃ若者は逃げるし嫁も来んはずだ。なので労働力が減り、美しい里山の風景がやぶとなり山となる。資本主義のしわ寄せが田畑の荒廃に現れていると言える。やはり解決策は田舎の専業の個人農家が儲かる仕組みを考える事だと思う。そうすれば、都会に出る人も少なくなるだろうし、逆に戻ってくるだろう。それに1000万を稼ぐ農家には嫁かて来る。都会よりも儲ける義務が田舎にはあると思う。
田舎は田舎で色々試してはいるが、どうも上手くいってはいない。僕は里山が好きなので、何とか里山を維持したいし、その担い手がほとんどいない現状を何とかしたい。以前、とある町の将来を考える若者(40歳ぐらい)の会合に出てた時の事。もう少し皆さんネットを使って商品を直接売る努力をしたらどうでしょうか?値段を直接管理し、ルートを自分らで確保しませんか?と提案したのだが、みなネットどころかパソコンすらさわった事が無い方々。よって、もの凄い抵抗感があるらしい。それに仲介さんを通さないのは仁義に反すると考える人々もいて上手くいかない。そしてすぐ酒を飲み出し、嫁ほしさに合コンしてぇ~と言っていた。もう、まったく。。嫁より金だろ。。
市場原理で壊れていった里山を、市場原理で再開発できないものかと考えている。もちろんそこにはネットは欠かせない。何とか面白いアイディアが浮かんでこないか、自分の脳みそをフル回転させている。だが、まだ煮詰まってはいないのだが。。
良かったら、ご協力下さい。
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