2013年1月10日木曜日

ログハウスにあこがれは無い

   一昨日、余計な事を書いたからだろうか。ばったりアホのF君とコンビニで会ってしまった。立ち話もなんなんで、どこか喫茶店でも入ろうかと思ったりもしたが、現在彼はパチプロとなられた身。一緒に喫茶店などに入ったら、おごってくれと言われかねない。素敵な女性や仕事仲間ならおごってやってもかまわないが、パチプロにおごる金などはびた一文ない。よって近くの公園に缶コーヒーを持って行ってき、色々近況を聞いてきた。公園に座りながらしゃべっていると遠くにログハウスが見える。このログハウスは材木屋さんが作ったほぼ手作りのログハウス。設計をやっている僕から見たらもの凄く間違えて作った気がプンプンするんだが、F君は 『俺は将来はこんな家に住みてぇ~』 とおっしゃっていた。それならパチプロなんぞは辞めちまえ。

   一般的にログハウスとは井桁に組んだ木材の家という事だろうと思う。これは結構簡単にできるし、法律もその工法もしっかりと確立されてあり、しっかりした建物。だが、ちゃんと専門的な知識がないと後々苦労する。まず単に木材を組んだだけでは木材の乾燥収縮により窓枠などに割れをきたすことがある。よって最初から少し含みのある施工をしなくてはならない。また部屋の大きさをしっかり考えて作る必要がある。木材の内側をカットするなら別の話だが、僕の知っているログハウスは丸太のままの内壁。よってお部屋が若干小さいし、使いづらい。

   また、周りが何もない田舎ならともかく、都会の住宅地のど真ん中にログハウスを作るってのも景観的には僕は反対派だ。周りが和風なのに実に洋風のログハウスをどどどど~んと作るのはご近所迷惑な気がする。もちろん最近のログハウスは和風のものだってある。それなら別にかまわないだろうが、それがログハウスに見えるかどうかはまた別のお話だ。大草原の小さな家のログハウスなら気持ちよさそうだが、駅から何分のログハウスはどうもしっくり来ない気がする。

   それにログハウスは暖かみがあるように見えて、実はそうではない。もちろんしっかりエネルギー計画を立てて、断熱を施せば別だ。だが、簡単に考えている人々が多い。僕が知っている材木屋さんのログハウスは超日陰に作ってある。どう考えたって断熱材は入っておらず、冬場は地獄のような気がしてしまう。多分薪ストーブは設置はしてあるだろうが、それにしてももそっと計画段階できちっと考えておく必要があったと思われる。

   ログハウスを作りたいという人は多いと思う。だが、少し慎重に考えて作りましょう。広いところに作ろうね♡

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2 件のコメント:

  1. お疲れ様です!
    実はわたしもFさん同様、ログハウスには小さい頃から憧れがありましたね~
    知識が無いだけに単純な憧れがあったのでしょう。ハイジの家みたいだし(^-^)
    見た目はメルヘンチックですしね!

    別荘として真夏に避暑地でくつろぐ、くつログハウスとしてなら、私は好きかもです!

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  2. 調べてみたら、ログハウスだってちゃんと断熱をやっていれば良い感じになるみたいですよ。
    でも見た目はどうもログハウスとはかけ離れて来たりしますがね。。
    高原地帯にあるログハウスは僕も憧れます。
    僕もハイジ~って世代ですんで。。
    ああ、山羊飼いた~
    最近、ご近所さんがみ~んな山羊飼い始めたんです。。
    口蹄疫出たらどうするんでしょう。。

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