アルジェリアのテロ事件で日本人の死亡が確認されたとのことだ。本当にお気の毒で、ご家族の事を思うと心が痛む。あきらかにセキュリティーの怠慢だし、状況認識がBPに欠けていたのは確実だと思われる。僕の大学の先輩らは石油関連企業に勤めている人が多く、その多くは海外勤務だ。知り合いが被害に遭っていないか心配だ。
実は以前、ハローワークでお仕事を探していた頃、アルジェリアの石油プラント工事というのが出ていた。内容は建築系の経験と資格さえあれば良いと書いていた。また英語が出来ればなお良しとある。給料は僕の経験では月に70万ぐらいだったはずだ。ものすごく迷ったんだが、彼の国はイスラム国。酒も飲めないし娯楽がない。そして人々は熱いからという理由で働かない。。なので辞めた。今考えると自分が現場にいて殺された可能性もあるわけで、そら恐ろしい。これがフィンランドとかなら間違いなく行っていた気がするが。。
僕がアメリカで貧乏を地でいく留学生を始めたばかりの頃、クラスメートに数人のイスラム国の留学生が来ていた。たしかサウジアラビアとクウェートの方だったと思う。彼は風呂に入る習慣がないのでとても臭い。なので体には車にポピーのような香水を付けまくり、常にクラスは70年代のような臭いが漂っていた。おかげでとても授業に身が入らない。彼らが働かないのはこの車にポピーのせいかとさえ思ったもんだ。サウジアラビアの若き銀行頭取 (20代・妻2人いる。。) はいつも自分の国をサウジアラビ (Saudi Arabi) と書いていたので、aが抜けとるよと言っても、お前が間違っとると言っていた。よく頭取になれたもんだと感心したもんだ。。またクウェートの学生は湾岸戦争で片腕をなくしたんだが、なぜか僕が所属するギター部に入ってきていた。そしてビートルズは知らないので、俺の国の歌を歌うと言い、アラビックな歌を歌っていた。何言っているか周りの人間には理解できんのでとても良い迷惑だった。。また彼らは絵に描いたような金持ちだった。車はすぐに新車を買うし、超豪華なプール付きのアパートに住んでいた。そして、イスラム教徒の分際でナンパばかりしていた。話を聞くとお国で女は無理だから、思い出作りでと言ってらっしゃった。。とくに日本女性は人気で、出会ってすぐに結婚を申し込んでいつも迷惑がられていた。まっこつ、ろくな奴らじゃねぇ。。とは思ったが、貧乏な僕はいつも彼らにたかっていた。。煙草おごってというイスラム語さえ覚えてたもんだ。
いつも貧乏をしていた僕には彼らは優しく、非イスラム教徒の僕をよくパーティーに呼んでくれた。こんな機会はそんなに無い。それにターバンみたいなのを巻いてないのは僕だけなので、僕がしゃべらんとすぐイスラムのお言葉になってしまう。なので、ずけずけとイスラム世界の事について聞いた。もちろん僕は片言の英語。向こうもはもっと片言の英語。。どうしても聞きたかったので、イスラム過激派の事を聞いたら、みな彼らは言っていた。僕らから見てもあれはクレイジーだと。。これはあくまで1996年のお話。それから5年後の2001年にはニューヨークのテロが起きているので、現在は状況は変わったとは思う。だが、今でも多くのイスラム教徒から見ても過激派は理解不能なようだ。僕の知り合いがエジプト大学の日本語学科で最近までうら若き女学生をやっていたのだが、彼女も意味不明だよと言っていた。まあ、そんなもんなんだろう。。普通のイスラム教徒はいい人多いんだがね。。
だが、いつまでイスラムはこんなんなんだろう。アジアには結構キリスト教徒はいるが仏教徒とのいざこざはそれほど聞かない。世界の紛争にはイスラムが絡んでいるのが多い。ど~にかならんもんだかね。。
今回のテロで犠牲になった多くの方々のご冥福を祈ります。
良かったら、ご協力下さい。
2013年1月22日火曜日
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