『よい本です』 by美人 |
教鞭をとってくださったのは、原田先生という方。なにやらコロンビア大学の客員教授をやってらっしゃった凄い先生だ。現在は、宮崎大学大学院農学工学総合研究防災環境研究センター長という、肩書きを聞いただけでひれ伏してしまいそうな、しゅんごい先生だ。先生は災害軽減のエキスパート。僕みたいな診断業務をしている田舎者から見れば神様のようなかた。僕は今回の東日本大震災で津波被害があった女川町などに行き、その津波被害の大きさを直に見てきた。よっていかに住宅の耐震化や津波対策が重要かよく知っている。なのでお仕事として耐震診断をやっているんだが、災害は地震津波だけではなく、地崩れや集中豪雨だってある。実際に起きた場合の非難方法や復旧方法についてもよく知らなくてはいけない。なので今回のセミナーはとても参考になった。
知事もご愛読 |
セミナーの帰りにロビーにて 『みやざきの自然災害』 という本を買った。これは今回の原田先生ともう一人(きっと偉い先生)そして、先生がいらっしゃる、宮崎大学大学院農学工学総合研究防災環境研究センターというタイプしづらい研究所さんが出した本だ。なんでも宮崎日日新聞さんの2012年の化学賞に選ばれた本らしい。『内容もしっかりしているし、そして読みやすいですよ』 とロビーの美人受付嬢が言っていた。美人が言っているのだからそうなんだろう。
その先生が言っていたのだが、日本人は防災はお国や自治体の防災センターや災害対策室のお仕事と思っている。しかしそれはおかしい。日本は20世紀以降、1000人の死者を出す地震を9回も経験している。単純に11年に1度大きな地震が来るわけで、自ら対策を知っていた方がよいに決まっている。少なくとも自分の身近な地域の自然災害の頻度とその対策ぐらいは知っていた方がよい。
良かったら、ご協力下さい。
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