僕の家には木香薔薇(もっこうばら)という植物が生えている。生えているという表現よりも、群生していると表現した方が正しい。木香薔薇は生命力が非常に強く、ぐんぐん伸びて現在では家の壁一面に生えている。バラの一種なのだが、とげがない。なので多くの家々で植栽として使われていたりする。また僕はこの臭いがとても好きだ。特に白い木香薔薇には強い臭いがある。その透明感のある臭いには品があってよい。知り合いの女の子は、便所の臭いだ!っと言っていたのでシバいてあげた。良いにおいだから、便所に使われているんだろ!
ただ欠点もある。その生命力だ。このバラはぐんぐん育ち、家の隙間などに浸入してしまう癖がある。人によってはそれが好きという方々もいるのは知っている。だが、建物の劣化を早める可能性だってあるので、こまめなお手入れが必要な植栽だとも言える。
土地としては決してよい土地ではないのだが、そこは設計屋の力の出しどころ。がんばってやろうじゃ~ないか!
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