2012年8月14日火曜日

リビングは悩みどころ。。

   お盆のど真ん中だ。僕にとっては初盆にあたる。しかし、ど~も図面の事が頭から離れず、今日も宮崎県は高鍋町にあるマクドナルドさんのお世話になってきた。マクドナルドさんで150円のアイスコーヒーLをちゅ~ちゅ~しながら、方眼用紙をとりだし鉛筆片手にじ~と考えている。あぐらをかきながら、ぶつぶつ言っている。周りの客は全部子供連れ。相当変な客だと思われてるはずだ。

   現在作っているのは宮崎県は西都市・穂北という地区にある家だ。間取りは大体決まった。しかし、予算の都合上まだ動きがある。サッシや建具の値段によって坪数を増やしたり、造作物を減らしたりせなイカン。よってちゃんと動きが取れる設計としておいた。しかし、坪数を変えると言うことは中に入れる椅子や机の配置も自然と変わって来る。これが設計屋として腕の見せ所なのだが、ど~もそのあたりが悩みどころとなっている。

   リビングという物がある。リビングとはその用途が煩雑だ。テレビを見るスペースなのか、友人とシャベルスペースなのか、はたまた一家団欒をするスペースなのか。。しかし、リビングは家の中で基本南側に置き、そして一番威張っている。なんのためのスペースかはっきりしないのに大きいと言うのは図面を書く方としては難しい。もちろん図面にリビングとだけ書いておけばO.Kという考えだってある。しかし、それではあまりにも乱暴だ。人間動き、つまり動線も考えねばならないし、風の動きも考えねば並んだろうと思う。またまたどんな色の壁にするのか、そして床にするのか?太陽の角度は?太陽の角度によってはリビング前の庭の植栽にも気を配らなければならんだろうし。。う~ん、難しい。

   僕は設計を長年やって来たのだが、リビングで毎回考えさせられる。まあこれが設計の楽しみでもあるのだが、ど~も時間を使いすぎる感がある。なんとかせなイカンの~。。

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