2012年8月30日木曜日

かっこいい名刺が欲しい。。宮崎で。。

   仕事でずっと携わってきたお客さんの家を降りることになった。採算が凄く微妙だからだ。住宅の見積もりと言う物は、結構大まかに出来ている。なぜなら途中で思わぬ事故などがあった場合、すぐに赤字となってしまうからだ。今回の場合はぎりぎりすぎて会社のゴーサインがでなかった。お客さんは僕が書いた図面を気に入って下さったのだから、それはそれで僕かて嬉しい。しかし、作ってあげたかった。

   って事で少し時間が出来た。少し時間が出来たことで、やっと他に溜っていたお仕事をこなしたりして一日がんばった。しかしがんばりすぎて、時間が1時間ほど余った。う~ん何かせな行かんな~と思っていたら、僕は名刺を持っていないことを思い出した。僕は仕事柄お客さんと会うことが多い。また我が社には事務員はいないので業者さんとの対応から全てせないかん。なので『名刺できたらくださいよ~』などと声をよくかけられる。他人がくれているのに、こっちがあげないのは失礼だ、こりゃ作らなイカン!と思い、必死のパッチで作り上げた。もう少しちゃんとしたデザインにしたいのだが、気が付いたら既に退社の時間をオーバーしてたので、ある程度のデザインにし、これで我慢しようと切りあげた。

   名刺という物は日本特有のものではない。しかしちょっと昔までは日本固有といってもよかっただろう。僕が住んでいたアメリカの場合は名刺という程のものは日本ほどは出回ってはいなかった記憶がある。また交換する文化もなかった。僕が勤めていた頃は会社から配布されないので仕方なく僕は自分で名刺を作った記憶がある。しかし、今はもちろん違う。アメリカ人だってこれは便利と思ったのか名刺を作るし、これが中々センスがよい。

   ふと名刺をデザインしながら思ったのだが、宮崎などの片田舎に住んでいると名刺にデザインが入っていない。僕は営業をしたことがあるので、よく分かるのだが、名刺一つで会話ができ、その人の考えが詰まっているので面白い。素敵なデザインの名刺だとそれだけで印象が違うのだ。しかし宮崎の名刺には個性がない。僕は2ヶ月前まで東京の練馬に住み、ホームインスペクションのお仕事をしていたが、所属する大手インスペクション会社の女性の名刺などは本当に素敵だった。おかげでその名刺だけは捨てる気がおこらない。。まあ他の人のも捨てはしませんが。。

   僕の会社にはもちろんフォトショップなどの高性能のソフトなどは入っていないし、多分そんなもんがあることはだ~れも知らない。って事で結局つくるソフトはマイクロソフトのExcel。根性がいるが、厚紙280円で作れるので、まあそれで僕は満足している。僕の仲間は1万ぐらいだせばできるんじゃ。。みたいな事を言っていたが、そんな余裕はないし、今から大量に配らなくてはならない。よって高いじゃん!と言ってあげた。ムダな銭は使うべきではない。


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