エッフェル塔で朝食を。

  昔からなんだが、エッフェル塔で朝食が食べたくてしょうがない。朝食が一番好きな僕はあのフランスはパリの象徴であるエッフェル塔で、グレープフルーツジュースを飲みたくて飲みたくてしょうがない。もちろん隣にはパリジェンヌ、だめなら宝ジェンヌ、それでもだめならヤクルトレディーでも何でも良い。とにかく朝食をとりたい。何となくだが、健康な一日を送れるような気がするからだ。たぶん排気ガスと結構な寒さのために、飲めたものではないような気がするのは想像できる。しかし飲みたいのだ。もちろん今日の朝食が吉野家だったのも関係している。。

  言わずと知れたエッフェル塔。名前の由来はエッフェルさんが建てたから。実は彼は自分の名前をどうしても入れたくて、涙ぐましい運動をなされてエッフェル塔になったそうだ。エッフェル塔は１９８９年のパリ万国博覧会のために作られたが、当初はあくまで博覧会用。つまり展示するためだけに作られた。なので後に解体しようという動きがあったが、軍事利用が認められ現在まで起っている。人によっては『これと言って意味の他ない塔』と呼ぶ人だっているが、現在まで２億人を超える人々が観光として訪れたそうだ。２億人でっせ!! ２円置くの違うんでっせ!!（トミーズのネタより♡）

エッフェルさん

  しかし開発当初からこのエッフェル塔を建てるのに反対している人がいる。色々な職種の方々が反対運動をしてきた。こんな言葉がある。もしエッフェル塔を見たくなければエッフェル塔へ行け。ここが一番いまいましいエッフェル塔を見ずにすむ唯一の場所だからだそうだ。その頃からフランス人は景観問題に厳しかったんだと思うとちょっと嬉しい。単なるスケベではないのだ。

  付け加えるならばエッフェル塔は自殺の名所としても有名だ。別にそんなところから飛び降りんでも良かろうにと思うのだが、最後に一花咲かせたいのだろうか。。しかしだからといってフェンスを大きくしたりはしていないようだ。その辺が僕は良いと思う。日本だったら明らかに『命を大事に』みたいな看板だらけになってしまい、結局は観光客がその景観を楽しむ前に、その看板が目についてしょうがないのだろう。下手すりゃ垂れ幕だってつけかねない。エッフェル塔に上から『今週は自殺予防週間です』みたいな垂れ幕があったら、世界中からブーイングだろう。

  いつかは行って見たいエッフェル塔。絶対にエッフェル塔で朝食をとってやると決めている。決して、今日の晩飯がサバ缶一個だったのとは関係ない。


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