2012年2月5日日曜日

道州制もちょっと考えてみます。

  今日は暖かいので自転車で練馬をぐるりしながら、忘れてはならないハンドクリームや、食料を買ってきた。街中をぐるりとすると色々考えさせられる。東京は、当たり前だが、宮崎と違い駅の前が発展している。駅前にはスーパーや軽食屋さんが並び、その近くにはマンションがど~んと並んでいる。各駅こうなっていると考えるとやはり大都会東京なんだと実感してきた。宮崎などの田舎は、街と街とが結構判別できる。街というと商店街があって少しは人が歩いているが、東京は街の境がわからん。さすがであるとは思うが、この境目のない都会をめざしては田舎はイカンとも思った。

  道州制がよく叫ばれている。大阪の橋本知事などがよく言っているが、僕にはぴんとこない。地方分権は賛成だけども、そんなに大きい地方を作る必要があるのかとも思う。役人の数を減らして財政を潤すというのは分りやすいが、先進国の中でも役人の数は飛び抜けて多い方ではない日本は、その必要があるのだろうか?僕はある本で国家の役割とは防衛と外交のみで、その他は地方に分散できると書いてあった。しかしこの日本にすんなり地方分権が可能とはなかなか思えない。役人の数を減らすというフレーズだけで飛びついている人々がいそうで、そら恐ろしい。

  まあ地方の役人さまの給料の高さは品がないとは思う。例えば、僕が26歳の時27歳の親戚の姉さんと食事に行った。この親戚の姉さんは役場に勤めており、立派な公務員だ。親戚の姉さんが言うには、自分の年と同じくらいはもらえると言っていた。自分でももらいすぎだと思うと。仮に姉さんの給料が月27万だとすると、宮崎の一般的な企業(大手は違うだろうが。。)では40台後半の給料に値する。そりゃ家なんか建てませんよ。その他にも農協さま。初任給は異常に少ない。20台後半んでも20万いかない。なのでみんな結婚できない。役職がついた人から結婚しろとよく言われ困っている知り合いがいた。しかし役職がつくようになると40万はもらえるそうだ。役職がついてからは生活できるが、それまでは地獄。そんな世の中はおかしいと思う。

  道州制から話がそれたが、県ごとに建築や景観の法律が違っても面白いとは思う。ビルが無い県があってもよいじゃあないか。うちの県では高さ制限が〇○メートルです。みたいなのがあっても良い。ちなみに今の建築では高さ制限は全くない。あるのは容積率や道路斜線制限などごまかせるものばかり。それではどうも景観が良くならないはずだ。それに景気が悪くなる度にその制限が緩和されている。小さな東京を作ってきたこれまでの建築業界の罪は深い。でもこれは地方分権でない今の県政でも出来なくはないと思うんだが。。白州次郎では無いが、ようは『Principleが無い日本』なのである。

  僕は地方出身の人間だから、流行のTPPについても考えさせられている。そんなにせかしてTPPを決断しなくてもよいのでは無いかと。ほとんどの日本人はTPPのことをよく理解していない。首相のTPPの決断の時のように道州制に簡単に乗るほど僕は単純ではない。まあ絶対反対ではないのだが。よ~わからん物は手を出さないタイプなのだ。

if this is nice, push push !!
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿

フォロワー

 
;