宮崎には残念なことだが、これといった大きな祭りがない。なので京都に住んでいたときに見た、祇園祭などはうらやましくてしょうがなかった。あの華やかさやと伝統は、到底宮崎者には作れそうもない。なので宮崎にも大きな祭りがあったらなとつくづく感じる。ではなぜ大きい祭りが少ないのかと言えば、やはり宮崎県民の性格によるところが大きいのかも知れないと思う。年がら年中、仕事終わりに飲んでいる人が多いので、格段祭りが必要がないのかもしれない。ふと人口が少ないから祭りが派手ではないのかと思ったりもしたが、同じ人口が少ない東北にはねぶた祭りなど、華やかなお祭りが多い。なので人口が原因ではなさそうだ。
日本の多くのお祭りの起源は江戸時代の物が多い。実は江戸時代には旅行ブームがあった。よく聞くお伊勢参りはその典型だし、四国の寺巡りもその一つか。この頃、多くの旅行者が地元に帰り、地元で祭りを始めていると読んだことがある。よその町ではこんな事をやっていたなどと話しながら祭りは作り上げていったようだ。そこで出てくるのが特産品。江戸時代はもちろん冷蔵庫などはないので、その特産品の産地でないと食べれない。そんな風に日本は発展してきた。要は祭りも特産品も地域を活性化させる方法と当時も思われていた証拠だろう。まあ宮崎者がお伊勢さんに行ってなかったわけではないようだが。。
なので宮崎かて色々なイベントをやろうとしている。しかし、どうもうまくいっていない気がする。少なくとも未だ僕には響いていない。
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