メキシコ人に学んだ週給の魅力。

コロナは塩と一緒に飲みましょう！

仕事でホームインスペクションを始めようと試行錯誤している。ホームインスペクションとは、新築・中古を問わず建物を買う場合に、状況を依頼者（個人・売り主・仲介さん）の立場に立って報告するお仕事。現在東京では少しはインスペクションが有名になってきたのだが、九州宮崎ではまだまだ知名度がゼロに等しい。う～ん、どうにかならんかのう。。

昼間に僕が担当している工務店を作っていたら、日向ＩＴサポートのＫさんから電話があり、高鍋町にある小丸新茶屋という、宮崎では結構有名なうどん屋さんに行ってきた。そこでインスペクションをどうやって広めるかなどをず～としゃべってきたのだが、まだまだ会社組織として準備が整っていないので始めることができない。やれ給料や料金はどう設定するかなど、やらねばならん事がいっぱいある事に改めて気づいた。う～ん銭か。。

僕はアメリカのカリフォルニア州に住んでいた。アメリカでの僕の仕事に対する報酬は、1週間に1度出ていた。つまり週給でがっつり貰っていたわけだ。理由はよく分からない。僕が学生ビザで働いていたか（半分公務員のような仕事だったが。。）、それともカリフォルニア州で働いていたからか？未だに不明だ。

テキーラは最高だ！

カリフォルニア州は元々メキシコの土地。アメリカがメキシコに戦争を吹っ掛けたわけだが、メキシコは負け、カリフォルニアはアメリカの物となった。よってカリフォルニアにはメキシコ系の方々がたくさん住んでらっしゃる。公用語も英語とエスパニィオ～ル（スペイン語）だ。メキシコ系の方々はどことなくのんびり働いてらっしゃる素敵な方々が多かった。ある日、僕はメキシコ人の知り合いのお家で色々お話をさせて頂いた。日本には『早起きは3文の得』という言葉があるが、メキシコには『早起きしても、夕日は早く来ない』という言葉があるそうだ。そりゃ、授業時間に遅刻はするしテレビ番組も定時に終わらない。そしてよく昼寝する。。こっちの方が幸せって言ったら幸せなのかも知れない。ええのぅ～。

ふとテレビをつけたら、メキシコのあるアミューズメントメーカーの紹介をやっていた。そこの給料日が月二回。テレビ曰く、メキシコの国民は貯金することがあまり得意ではないらしく、月2回ぐらいにして払わないと月の後半がもたないからだそうだ。僕の実体験で恐縮だが、メキシコ系の方々は消費欲がすごい。そして月末は毎度のごとく貧乏だ。給料を貰ったその日に盛大なパーティーをメキシコの方はやってらっしゃるから、そうなるのはしょうが無いと思う。まぁ、そこにはテキーラを飲んでべろべろに酔っ払った僕もいたから僕にはありがたかったのだが。。

う～んメキシコ人みたいに金遣いは荒くない僕だが、週給はちと嬉しい。仮に現金で貰えば、ＡＴＭに行かなくて済むし、常に財布に銭がある状態ができれば、にんまりぐらいはできるだろう。しかし、色々面倒な計算も増えて来るであろう。それに周りの企業はもちろん月給だし。。しか～し！物は考えようだ。いっそ自分でやる会社なんだから週給にしてしまえ！実際にアメリカで週給を貰っていた僕が日本に帰り月給取りになった時、『給料まで長～いなぁ。。』とよく思ったもんだ。アメリカ人にできて日本人にできんわけがない。彼のメキシコの方だってやってるんだから、そうしよう！その方が何かわくわくする気がするし、心に余裕ができそうだからだ。そんな組織体型にできたら少しは楽しいのではないだろうか。まぁ、その他にも色々やらなイカンのだが。。

ぱらぱらパンパンパンッ、テキ～ラ！