僕は宮崎のど田舎に住んでいる。都会の生活と違い、田舎では遊びが少ない。残念だがこの不景気、どこもかしこも仕事がなく、幼い頃からの友人らは都会でお仕事をしている。よって、遊びに行こうにも友人はそれほど残ってはいない。買い物しようにも、都会の生活で目が肥えている僕にはとてもお金を出して購入する気にはならない。これではイカンと常々思っている。田舎で楽しく暮らす方法はないだろうか。。田舎らしい楽しみを見つけたいと思っているのだが、忙しすぎて見つけ切れてはいない。
現在、僕の家の裏に高速道路を作っている。ほぼ完成したので、震動による建物への影響を調べるため業者さんが来た。僕のお仕事は耐震診断やインスペクションもやっているのでその調査方法に興味があり、僕が立ち会う事になった。普段は自分の家を診断はする事はまずない。なので、なるほどねぇ~なんて思いながら診断を手伝っていたら、頭上に70㎝はあろうかという蜂の巣を見つけて大騒ぎ。なんじゃこりゃ~とびびってしまった。だが、ふと上手くやれば蜂蜜ぐらい採れんじゃないか?と思った。僕の田舎では、蜂蜜を自分で採って売っている人が結構いる。近所のおやじに聞くと結構簡単にとれると言っていた。また、ど田舎なので、飲み方などでは蜂を天ぷらにして食べる。これがビールの当てにはちょうどよい。また女王蜂を醤油につけておくと、その醤油はまろやか~な味がするのだという。気になり出したらとまらない。蜂蜜の採り方をネットでさがして、ず~とにやついている。。見ていると素人の僕でも簡単そうに採れる気がしてきた。おお、これは楽しそうじゃないか!と言っても、蜂蜜が好きかと言えば、大嫌いなんだが。。
もちろんの事だが、蜂蜜を採るには、その巣箱から作成しなくてはならない。色々なタイプの巣箱があるらしいのだが、どう考えたって普段家を設計している僕から見たら超簡単。幸い木材は会社の裏にたくさんあるし、それに大工仕事は嫌いではない。それに女王蜂は春先になると子を産み、そして約半分の働き蜂を引き連れ新たな巣を作るそうだ。なので春先の設置を考えれば、今から準備するぐらいがちょうどよいはずだ。また、蜂の習性で一度巣を作った場所に作りたがるらしく、蜂の巣を精製した蜜蝋と呼ばれるものを巣箱の中に入れれば、蜂が勝手に巣箱に巣を作ってくれる。あとは収穫するだけ。必要なのは巣箱と蜜蝋と運だけのようだ。どう考えても簡単だ。
ただ注意せないかん事もある。もちろん住宅地のど真ん中に巣箱を設置するのはご禁物。迷惑以外なんでもない。また蜂はとてもデリケート。温度と風が一定の場所を探さねばならない。またなぜか見晴らしのよい場所に巣を作りやすいそうだ。もちろん花が近くにあった方がよいが、それほど気にしなくても我が家の周りは花だらけ。勝手に蜜を集めてくれよう。
集めた蜂蜜はさっさか売ろうと思っている。まあ、デザインもやるのでちゃんと付加価値をつけて売ろうと思う。それにさっさと売らないと、我が家の朝食が蜂蜜だらけになってしまう気がして、とても不愉快だからだ。
良かったら、ご協力下さい。
2012年12月6日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿