2012年12月10日月曜日

『蘇州夜曲』 でも聞いて寝ぇや~


   僕が勤める会社の事務所には事務机などなければ、事務用椅子などない。ちゃぶ台がありそして床板に直に座る。今日は朝っぱらからず~と座り続けパソコン仕事。背中は丸くなり、そして目の奧が重い。とても疲れてしまった。こんな日はブログなんか書く気力がない。

   よってアン・サリーさんでごまかします。 『蘇州夜曲』 です。しかし思うんだが、この曲はまだ満州国があった時代の歌だ。とても言葉のチョイスが凄い。『君が、み胸に~♪』 だ。男なら一度は言われてみたい、そんな言葉だ。そしてメロディーがとても美しい。僕がとっても尊敬する服部良一さんが作曲されている。東京ブギウギを作ったのもこの人。日本人にとても愛された作曲家だ。

   この曲を最初に歌ったのは、李香蘭。李香蘭である。満州国で漢人出身の女優 (もちろん本当は日本人) としてデビュー。そして戦争が終わり、漢民族の裏切り者、いわゆる漢奸(かんかん)として死刑になりかけ、その後日本で政治家となってしまう山口淑子さんだ。どんな星に生まれたかは分からないが、すんごい人生のお方だ。山口淑子さんと言えば、男装の麗人と言われた川島芳子のお友達。川島芳子と言えば、清国の皇族出身。確か清の建国者であるヌルハチから数えて11代目だったはず。川島芳子は上海辺りで諜報活動。その当時の上海と言えば、魔都・上海の名前がぴったりのとんでもない世界のドグマが集中したような場所。その上海で日本人は。。まあ、長くなるからよしておこう。

   色々困難な時代ではあったろうが、今と違いとてもロマンあふれていた時代だと感じてしまう。今から約70年ぐらい前の事だろうか。今から70年後の人々は僕らが生きているこの平成をどう思うんだろうか。。

   イカン。。眠い。。さっさ寝ます。。

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2 件のコメント:

  1. アン・サリーさん、癒されますね…

    昼下がりの午後にぴったりでした(^-^)

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  2. ちょっとだけ、この写真が恐かったです。。
    でも、この作曲がが大好きですね。
    センス良いわ~。

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