2012年12月13日木曜日

神社の香りで、ひゃっほい

   昨日はブログをサボってしまった。サボったと言うよりは、間に合わなかったと言うのが正解に近い。昨日は仕事の打ち合わせで帰宅したのが、11時58分。。どう考えたって2分でこのブログは書けない。毎日30分以上は書くのにかかるこのブログ、結構大変なんだ。だが、昨日はよく寝れた:D

   先日、僕が会社から帰る途中、とある神社でお祭りをしていた。僕が住んでいる宮崎県は神楽がやたらと多い。宮崎は神話の古里と呼ばれるだけあって、あっちの町こっちの町で神楽を踊っている。その神楽もそれぞれの町で踊りが違っていたり、その囃子方も違う。何故にここまで宮崎県民が神楽を踊りたがるのかはよく分からないが、とにかく踊ってはる。不思議なもんで、子供は大抵この神楽を見て泣き出したりするんだが、僕は幼い頃、全く泣かずじ~と眺める不思議な少年だった。幼い頃から神童と呼ばれた僕は、神社でくじ引きがあると当たりくじを必ず引く子で、毎度の事フライパンを抱えて家に帰る子供だった。今でもそれは続いている。去年はハミングを当てた:D  だからといって、神様の長い名前はよく覚えられないし、僕は神楽はあまり興味がない。だが、神社はやたらと好きで、理由もなくぶらりと寄ってしまう癖がある。そしてとりあえず二礼二拍手一礼をかまして神社を後にする。別に理由などはない。

   確か昭和の初めの頃のお話だ。当時はまだ民俗学草分けの頃。多くの学者が、その若い学問を試行錯誤しながら育てようとがんばっていた。当時、北海道にはまだアイヌの方々が多く住んでいた。だが既に多くのアイヌ語は失われつつあったようで、そりゃじゃイカンと、とある東京帝国大学の教授がアイヌ文化とその言語研究、そしてアイヌ語の録音のため、とあるアイヌの少女 (確か。。) 東京に連れてきた。しかし、教授が驚いたのは、彼女は移動中に見つけた神社という神社につかつかと入って、なにやらぶつぶつ言っている。その教授も見ていて面白くなった様で、彼女をせかすのではなく、最後まで付き合った。何を願っているんだい?と教授が聞くと、彼女はその土地の神様にご挨拶しているだけだと言った。日本の古神道の原型を垣間見たとその教授はその興奮を書き残している。神社は日本の美の原型であり、心のよりどころでもある。アイヌの少女がぶつぶつ言いながら拝んだように、その程度で僕は良いと思う。

   僕だけだろうか、お祭りなどの時に行って頂く日本酒が僕は好きだ。

   うん、やっぱり、日本酒の香りが一番似合う場所は神社だな。

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2 件のコメント:

  1. 私も神社大好き子です。
    小さい頃の遊び場でした…あ、今もかなぁ(^-^;

    なんか、落ち着く場所ですよね。

    木城と川南の境目?の、白髭神社も好きです。

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  2. 白髭神社を知ってらっしゃるんですね。
    それはマニアックだ:D
    僕の家はあそこから近いんで、良く自転車で脇道を走ってますね。
    実は、あの神社は1300年前ぐらいにはもうあったそうなんです。
    大友宗麟の日向侵攻で宮崎北部の神社はほぼ全て焼かれましたが、
    白髭神社は焼かれなかったんです。
    まあ、山ん中にあるんで大友勢も気づかなかったんでしょうねぇ~。
    正月の三社参りコースの一つですね。

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