2012年12月17日月曜日

『てげてげ運転追放』 を、追放したい

田舎の国道 : 結構な情報量
   ふらりと仕事中運転していると、なにやら道路が込んでいる。どうしたもんかいなと思いながら車を進めていると、人が倒れていた。人身事故だ。警察官が来ているが救急車はまだ到着していない。なので多分事故から20分ばかしたったぐらいだろうと思われた。倒れていたのは80歳ぐらいの女性で、頭から血を流していたが、どうやら意識はあるらしかった。彼女を引いたと思われる男性が一生懸命介護されていた。事件発生時、その場にはいなかったので詳しいことは分からないが、道路の真ん中で倒れていたので運転していた方の不注意、もしくは死角で発見が遅れたのかもしれない。横断歩道もない場所なので、渡っていた女性も問題だと思うが、こんな事故はやられた方もやった方も不幸だ。僕も気おつけて運転せねばと思った。

   僕はアメリカに住んでいたのだが、日本と比べると、アメリカは町中でそれほど人身事故が起きてはいない。あの国で事故が起きるのは主にフリーウェイと呼ばれる場所。日本の高速とは違い、120㎞ぐらいはバンバン出す。勿論前の車を抜かす時などは160キロぐらい出ている。通常アメリカのフリーウェイは3車線あるのだが、困った事にまれに渋滞となる。ばんばん飛ばしている車が急に止まるので、止まりきれずにガチャンとなってまうわけだ。しかし、町なかで婆さん引いたなどは、僕が住んでいた7年間、一度も聞いた事がない。まああの国は、道路だって広いし、歩道だって大概きちんとついている。日本と違い、町を作るのに最初から車前提の街づくりをしている。なので日本と比べるのには無理があるのはよく分かる。だが僕に言わせれば、アメリカには余計な看板などが少ないため、運転者の不注意を誘う物も少ないのは確かだと思う。

気をつけなはれや !!
   日本ほど、町中に情報があふれている国もないだろう。田舎の国道などを走っていると、見渡すかぎり広告看板だらけだ。その文字を強制的に読めとでも言っているかのようでそら恐ろしい。また警察もやたらと垂れ幕を垂らして、『交通安全月間実施中 ! 』 などと出ている。あの文字の多さや色の煩雑さは、人間の脳に無意識に入ってきているのは間違いない。もちろん警察だって悪気があってその垂れ幕を出しているとは思わない。しかし、仮にその垂れ幕の前で事故が起こったとする。日本では問題にはならないだろうが、アメリカの場合は絶対に裁判になり、その垂れ幕に気を取られて事故が起きたので、警察は賠償金を払えという事になる。そんなむちゃくちゃじゃねぇ~か!なんて日本人だったら思うのかも知れないが、アメリカではこういった裁判の積み重ねで町をよくするという考えがある。

   不注意事故を追放するために、我が宮崎県では 『てげてげ運転追放運動』 というものをやっている。 『てげてげ』 とは宮崎弁で、普通の日本語で言えば、 『適当』 っていう意味のになる。つまり適当な運転はいけませんという事だ。いろんな所に大量に幟を立ててど派手にやってはる。宮崎県民で、この幟を見ない日はない。

   しかし、思うんだ。そんな幟の多さで、てげてげ運転をしてまいそうだ。。

   『てげてげ運転追放!』 の幟を追放したくてたまらんなだが。。

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4 件のコメント:

  1. 更新が早かったですね(^-^)

    確かに、宮崎は看板が多いです…
    特に佐土原に向かう旧10号線とか、やたらと看板が多くて、
    目印になる建物が全く見えなくて入り口を見失ったりしますm(__)m
    その時点で既にわき見運転…
    事故も増えてますしね…

    仕事柄、毎日車を走らせるので、
    気を付けます、私も…

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  2. 今日は、ちょっとだけ会社に顔を出し、そのご自宅で超積算作業をやってました。
    明日に入札が2件もあるんです。
    順調に遅れており、
    今日は徹夜でがんばらんとおわらない。。
    どないしよ。。
    事故はお互い気おつけましょうね。

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  3. 事故るので、少しは寝てくださいね(((・・;)

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  4. ありがとうございます。
    仮眠ぐらいは取る予定です。

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