こんなんが沢山あった |
現場に行ってみると、地面にブルーシートがかけてある。おお、さすがハウスメーカーさん!細かいところに気が付くじゃないか!通常ハウスメーカーや工務店さんの場合、庭を造らずに家だけを作るところが多い。そしてその庭は大抵は土か砂利である。つまり展示会などをすると多くの車が入るためその庭がめちゃくちゃになりやすい。もちろん雨などが降っていたらなおさらである。現場入口には電気屋さんのお兄さんが誘導してくれた。この方は下請けのボランティアだろう。そして受付には女性が2人。きっと社長さんと次期社長の嫁さんのボランティアである。まあ、よくある話だ。電気屋さんなどに工事をさせてあげたので、ボランティアを出せとお願い(命令)をしたのであろう。受付を終わり、中に入ると社長さんと営業さんを含め4人ほどいた。これらの方々を雇うという事は、月に100万の儲け出す必要があるという事だ。う~ん、儲かっとるの~
僕らが内覧会でチェックするところは沢山ある。全てはかけないが、分りやすいところを書くとすればクローゼットのドアがある。新築の場合、クローゼットのドアを見るとその施工精度がでやすい。例えばドアの一番上がずれているなんて事はよくある話だ。もちろんそれだけで、柱などの躯体がゆがんでいるとは言えない。だが新築でずれが出ていると、経年劣化でずれが拡大する恐れがある。その内覧会のお宅のクローゼットはガッツリゆがんでいた。。つまりここの業者の場合、施工が雑であるという証である。本来なら現場監督が大工さんやそのクローゼットを取り付ける業者さんに対して、『ちゃんとゆがみが出ないように施工してね』と言えばそれで良いはずである。そしてもちろん取り付け工事が終わった後にその部分をチェックすれば良い、というかそのための現場監督であるだけなのだがそこまでは考えが及ばないのであろう。まあ、安いを売りにしている業者さんなのでチャックする部門などはないとは思うが。。
コーヒーがうまかった |
ふとリビングの外を見るとウッドデッキがあった。ウッドデッキと言っても人口のやつで営業さんは『100年経っても腐れませんよ!』と言われていた。僕の友人は、『100年すか!いいっすね!』なんて言っている。なのでこっそり言ってあげた。『でも家は100年はもたないぞ。。』この人口のウッドデッキは正直値段がはるので僕はお勧めしていない。なぜならその同じかそれより安い値段で、腐りはしないと言われるウリンなどの高級木材が使えるからだ。またその人口のウッドデッキの溝は狭いのが目立った。つまり大雨降ったらそのデッキは池になりかねない。まあ施工はしやすいだろうが、質感は全くない。。僕ら設計屋がウッドデッキを付ける理由の一つとして、部屋の広がりという観念がある。木のウッドデッキとフローリングの色を統一すると部屋の広がりが断然違うからだ。だがやはり人口のウッドデッキであると、そのプラちっく感の色が際立ち、部屋の広がりは感じにくいものである。まあその変を知らんのだろう。。
帰りにジョイフル(ファミレスです。。)に寄ってお話となった。奥さんは『素敵~』などと言っている。僕的にはどこが良かったのか分らない。聞いてみると『もの凄く広く感じたんです~』と言っていた。そりゃそうだ。この家は48坪の家である。だが友人が作ろうとしている家は30坪。一緒にしてはイカンのである。。営業さんが『坪単価は40万ちょいです』と言っていた。その業者さんの見積もりを見たと昨日も書いたが、そこから推測すると約2200万ぐらいはかかっているだろうと思った。
僕の結論から言えば
『高けすぐる。。』
まあ、ハウスメーカーはサービスも良いし、営業さんもいっぱいいるからね。。
どう考えたって、
設計屋を通した方が安いと思うんだが。。
あっ、宮崎でのお家の相談はしています。
メールボックスに入力くださいね。
設計屋を通した方が安いと思うんだが。。
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