ツバメが低空飛行すれば雨が降る。僕が小学校の時に覚えた数少ない知識の一つだ。理科系がウルトラ駄目な僕は、雨が降るとツバメも憂鬱になるのだろうと思っていた。だが中学の理科の教師をやっている、桃尻が唯一の自慢の女教師が教えてくれた。 『餌の虫が雨が近づくと水分で羽が重くなるので高く飛べない。だからツバメも低く飛ぶの ♡ 』 まあ、桃尻が言うのだから本当だろう。。また聞くところによると、ツバメの多くは日本で繁殖し、台湾やフィリピン、遠くはマレー半島などで越冬するそうだ。だが中には日本国内で冬を越すツバメもいるらしく、それらは 『越冬ツバメ』 と呼ばれるようだ。きっと 『ひゅ~るり~ひゅ~るり~らら~』 と泣いている気がする。聞き分けのない女のような気がする。。
ツバメマークはカッコイイ ! |
だがツバメの糞害があるのは確かだ。昔の民家は開けっぱの家が多かった。土間のキッチンの上部の梁の上にツバメが巣を作っていたりして迷惑を被っていたところもあったと聞く。現在ではエアコンなどのスリーブ(穴の事)やシャッターの上部に巣を作り、そこから糞が落ち家を汚すケースが多いようだ。ツバメに巣を作らせない方法は色々ある。一つはツバメの天敵であるカラスを模したモノを置くことだ。黒いビニールでも良いし、アルミホイルのヒラヒラしたものでも良い。またツバメが巣作りしそうな場所を滑 (すべ) る素材でコーティングするのも良い方法だと言える。
だが、ツバメさんは昔から縁起が良い鳥と呼ばれている。ツバメが来なくなると不幸があるとも言う。なぜ縁起モンなのかと言えば、ツバメは農村では田んぼの害虫を食べてくれる益鳥であった事だ。昔はお米は銭だ。そりゃ大事にしたに決まっている。また昔の商家でもツバメを大事にしたそうだ。ツバメはカラスなどの外敵から子らを守るために人家の軒先などに巣を設けるわけで、お客らが来なくなると自然とツバメが寄りつかなくなるそうだ。遠いところはマレー半島あたりから来るツバメは、それは住環境が整った場所に自分の巣を作りたがるに決まっている。昔も今もそうだが、良い家などは太陽や風の方向を気にしながら設計されている。そんな住環境が整った家にはツバメが巣作りするのは当然と言えば当然だ。ツバメが好む環境は人間にも良い住環境の家と言えると思う。湿度や空気の流れとしても風水的な意味合いでもだ。ツバメはそんなふうに日本人と暮らしてきた。まあ、小鳥がぴ~ぴ~泣いているだけでも、家族が和やかになると僕は思っている。
糞の被害があるならその巣の下に木箱などをうまく設置してあげれば良い。これが段ボールなどだと意匠として良くはないし、それ一枚があるだけで部屋がチャっちいなる。。自分で色合いなどを考えながら作ったら、それはそれで楽しいと思う。縁起モンである。大事にせなイカンのだ。きっと子供らも喜ぶだろうし、パパの腕の見せどころだと思う。僕の爺さんが糞よけを作ってくれた。そりゃ嬉しかったもんだ。
ふとこのブログを書いていたら、店の関係者らしい女性が僕の席の前でお話をされていた。これが長身でごっつい美人だった。僕ら宮崎県美人協会でいう 『風水的に美人 ♡ 』 な方だった。分りやすく言えば爽健美茶的な美しさの方の事だ。こんな方がいるからツバメも巣を作ったんだろうと鋭い僕は考察した。
ツバメも隅にはおけんの~♡
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