2012年5月15日火曜日

あら嬉し、沖縄返還40周年。

  今日は沖縄本土復帰40年だ。実にめでたい。僕は当時はまだ生まれていなかったので当時の様子は分からないが、僕の父親世代が20歳ぐらいの時の事。一体どんな雰囲気だったのだろう。さぞかしお目出た~い雰囲気につつまれたのであろうか。今の僕にはまったく想像ができない。テレビをつけるとニュースで沖縄の現状などをやっていた。沖縄の県民所得だと203万程度。まだまだ日本平均よりは低いと報道では言っている。んっ、宮崎は213万。。口蹄疫まえの数値だが。。国の基地振興策のためのお金ももらっとらんのに、なんでこんなに宮崎は低いんだ。。

  多くの人々は沖縄に基地はいらないと言う。しかし僕はそれはちょっと暴論ではないだろうかと考えている。なぜなら沖縄の地政学的課題に起因する問題があるからだ。沖縄から中国の北京と日本の東北までの距離はほぼ同じ。また韓国ソウルと東京までの距離、またまた台湾と九州は宮崎辺りの距離はほぼ同じ。つまり昔の言葉でいうクチ(漢字は忘れました。。)と呼ばれる場所になる。このクチと呼ばれる場所は昔から大きな戦争の舞台となる事が多い。例えば日本で言えば関ヶ原が一番有名だ。また昔からこのクチの付近にはお城が多く作られてきた。関ヶ原の場合は大垣城などが良い例だ。なのでここから米軍がいなくなるってのも難しいだろうと思う。アメリカと日本が戦争していた頃、仮に沖縄占領前に日本が降伏していた場合、困ったのはアメリカかもしれない。原爆の投下という人体実験もしたかっただろうし、なにより沖縄と言う土地はアメリカにとってのどから手が出るくらい欲しかったであろう事は間違いない。なので米軍いなくなったら結局は自衛隊が基地を置く必要があるんじゃないかと思う。もちろんミサイルが主流の武器となってきたこの時代、規模は縮小するだろうが。。じゃないと極東アジアの軍事力の空白地ができてしまう。この軍事力の空白とはこれまた戦争を引き起こしやすい一大原因だからだ。

  良く勘違いされるのだが、米軍がいるから治安が悪い。これは間違いだ。統計的にも米軍の犯罪率は日本人より低い事は証明されている。しかし少しでも米軍が事件を起こせば大きな問題となる。何故か?やはり治外法権の問題だろう。日本の法律で米軍を裁けないと言うのはやっぱり変だ。愛国者の僕の中のおじさんも『やんき~ゴー・ホーム!!』と叫びたくなる。しかし犯罪率が日本人より低いのはもちろんそうなのだろうが、嫌な思いは地元の方々は感じているはずだ。沖縄に多くいるのが海兵隊。基本彼らは賢くない。アメリカの海兵隊関連会社にいた僕が言うのだから間違いない。彼らは新聞よりもプレイボーイ紙をこよなく愛する愛国者だった。。なので『この無礼者!』って思う現地日本人は多いはずだ。文化の違いと言ったらそれまでなんだが、結構一緒に暮らすのは嫌なもんだ。

  お仕事であるホームインスペクション(建物診断ね♡)。いずれは独立してやっていこうと考えている。しかし悲しいかな宮崎生まれの跡取り。宮崎を中心にやらんといかんのだが、宮崎専門とは難しい。なので九州と四国や中国あたり、できれば関西まで手を伸ばしてやっていこうと考えている。しかし沖縄は交通が。。とも思うが沖縄の方々に申し訳ない。なんとか同じ料金でやれんもんかと妄想している。まだ独立はしてないんだが。。


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