日本のアパートはその採算重視の姿勢から余計な物は作らないと書いた。どうせ壊すのを前提に作っているのだから、安い部材で揃えているとも書いた。例えばよく設計屋などが部屋のあらゆる物をカタログ等を見ながら選んでいくのだが、その中には(賃貸用)と書いてある物がある。これは賃貸のアパートなどに良いですよという意味ではあるが、そのほとんどがちゃっちぃ~素材で作られている。要は壊されたらすぐにまた安く交換できる事を前提としている。そうじゃないだろ!なんて思ったりするのだが。。
ライフサイクルコストと言う言葉がある。これは建物などやその他のプロダクトの費用を、調達・製造から排気の段階まで全部含めたトータルのコストの事だ。生涯費用とも呼ばれている。例えば、安い建物を安い部材で作り、それを使用する期間中におけるメンテナンスから全てを数値化して出す。最近の経営ではやっとこさ当たり前となってきた考えだ。これからアパートなどを作る作る人々はよ~く考えないとイカンだろう。下手に作るだけ作って後はほったらかしだったら、結局は住む人々が少なくなって赤字経営となり取り壊すって事だってあり得るからだ。
できる事なら100年はそこにあるアパートを作って見たい物だ。そのためには初期費用はどうしても掛かってしまうが、作る側としてはちゃんとした物を使って長く住んで頂きたい。話はそれるが、最近は車などがエコ減税で財布に優しいとうたい文句にしている。僕は思うんだが、車は一つの物をず~と使い続ける方が財布に優しいと思う。若い人々はライフサイクルコストを考えて車を買わないんだろうか?まあ単に諦めた人々が多いって事かも知れないが。。話は戻るが、じっくり時間をかけ設計し、良い環境で長く暮らして頂く住居を提供したいだけなんです。
良かったらご協力ください。
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