2012年3月11日日曜日

清貧のランナー2

  名古屋ウィメンズマラソンが終わった。以前にも書いたが野口みずき選手を僕は応援している(清貧のランナーより)。残念ながら今回の結果は6位だった。ロンドンオリンピックには行けないと言う事だ。前半リードする事もあったのだが、途中ふくらはぎの調子が悪くなりトップから150メートル差まで落ちてしまった時は、『嗚呼、駄目か。。』って思ったりした。が、27キロすぎから取り戻し、一気に差を縮めそしてトップにまで返り咲いた。さすがアテネで1位をとった選手だけある。最後の最後まであきらめない姿は素敵だった。4年ぶりのマラソンとの事。勝負の感など色々取り戻すのに大変だっただろうが、33歳で6位は立派だ。ゴールされた後、泣いてらっしゃった。引退されるのかも知れない。が、仮にそうだとしても、これからも日本のマラソンを良い方向に導いて頂きたいものだ。個人的には今日の走りを見たら十分現役を続行出来る気がしてやまない。それにしても立派な人だった。

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2012年3月10日土曜日

帝都・東京が焼かれた日

67前の今日です。
  今日は多くの人々は忘れているが、今日は東京大空襲から67年目にあたる。この一日だけで83,793人が死亡。行方異不明者は数万人いる事から犠牲者は10万人を超えるそうだ。26万家屋が焼失し、被災者は100万人を超えている。戦争と言え、これは明らかな戦争犯罪。しかし指揮したカーチス・ルメイなどは戦争犯罪人として裁かれる事はなく、戦後航空自衛隊の再編に功績があったとして、国民栄誉賞を授与している。さすがに昭和天皇は出席されなかったそうだ。そりゃそうだろう、政治的な取引があったとは言え、多くの臣民を殺した人間に栄誉賞はないだろう。当時の政府だって本当はやりたくなかったが、当時は冷戦が勃発しておりどうしても日本とアメリカの仲を保たねばならんく仕方なくやったのだろうと言われている。日本はサンフランシスコ講和条約にて戦争賠償請求を放棄しており、今更責任をアメリカに問う事が出来ないのが残念だ。

  アメリカ人という人々は決して世界の歴史や伝統に詳しくはない。詳しくないとは日本人や歴史の古いヨーロッパの国々と比べてという事だ。アメリカ人は興味がある人はとても勉強し、僕ら日本人より日本の事に詳しかったりする。例えば一緒にご飯を食べていて、古事記の話などをいきなりしてくるし、『ねぇ満州国について教えてくれるか?』なんて普通に聞いてくる。たまにこんな方々に戦争負けたのかと悔しくなるが、彼らはもの凄く合理的に物事を考える。東京大空襲とは彼らから見れば、何とか日本に上陸する前に日本に降伏させるためのメッセージみたいなものだったわけだ。そのメッセージのために多くの女子供が焼かれねばならなかったと言うのは僕ら日本人には受け入れられない。彼らにとっては日本人は人間ではなく、白人人種に反抗する動物としか思っていなかったと言える。仮にドイツ第三帝国が原爆が完成する頃まで抵抗していたとして、彼らに使っただろうか?そうはいかなかったと僕には思えてしょうが無い。ナチス憎しと言っても同じ白人だからだ。黄色い猿とは違うのだ。

  そんなお国と日本は同盟を結んでいる。もちろんその当時のアメリカ人と今生きるアメリカ人は違うと言えると思う。いい人は本当にいい人だし、素晴らしい人々は多くいる。しかし、基本的に何も知らない内向きの国民性は変わっていない。

  67年前の今日なくなられた方々のご冥福を祈ります。

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『閃光少女』の批評。


  以前にも書いたが僕は椎名林檎さまを尊敬している。独特の日本語の言い回しや、本気で音楽をやってらっしゃるからだ。クリエイティヴな作業を生業としているものにとって、クリエイティヴな作品を作ってらっしゃる方は美しい。この『閃光少女』という曲だって、カメラで写真を撮っていた少女をたまたま見た時、『この少女はどういった人生を歩むんだろう』と考えながら作ったそうだ。カメラで写真を撮る事を歌にする人って他には知らない。そこに気づくという事は、やはり天才なのです。

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ソ連文化の吸引力。

植木等ではない
  ロシアのプーチン氏が大統領として再当選されたそうだ。プーチン氏と言えば、飲んだくれエリツィンから政権を委譲され、めちゃめちゃだった冷戦崩壊後のロシアをあらゆる合法・非合法の活動で立て直した凄腕の政治家(たぶんマフィア。。)だ。おそロシアを代表するとんでもない人が再び大統領になったわけだが、日本にも影響が必ず出てくるであろう事は間違いない。よく言われているように、『つる・ふさの法則』なるものがある。帝政ロシア時代から続く指導者の髪の毛の事だ。レーニンはつる、スターリンはふさ、フルシチョフはつる、ブレジネフはふさ、アンドロポフがつるで、チェルネンコはふさ。そしてゴルバチョフはつる、エリツィンはふさ。そしてプーチンつるにメドベージェフはふさ。そしてちと太ったつ~るつるのプーチンが再びやって来たYA,YA,YAなのだ。ソ連時代から指導者が髪の毛が、ふっさふさの時に戦争が起きて、つるつるの最後は惨めだ。これも何かの因果の風車。だが無事平穏であって欲しいものだ。どことなくロシアだってジャスミン革命的な暴動が起きる気もせんでもない。。

北の将軍様はこれを真似たはず!
  僕がまだアメリカでその若さ全快で遊びほうけていた20歳ぐらいの頃、周りにはロシア人の学生が多くいた。なぜか同年代はあまりおらず、僕より10歳ぐらい年上の方々が多かった。彼らに聞いた事がある。『どうだったのソ連て?』彼らに言わせればソ連とは素晴らしい国家だったらしい。ぜんぶゴルバチョフが悪いなんて言っていた。彼らに言わせれば結婚すれば家は国がくれるし、特にはみ出した事さえしなければ捕まる事もないし、平凡に暮らしていればそのうち別荘だってもらえたらしい。『素晴らしいじゃ無いか!』と危うくマルクスの資本論を読みそうになっが、まあロシア人から見れば共産主義は意外や意外楽しかったそうだ。もちろんそりゃ時代状況だってあるだろう。僕がこの話を聞いたのはまだ20世紀末のお話だ。

ロシア風ポスターデザイン
  まだソ連と呼ばれていた頃、ロシアには文化的にそれなりの吸引力があった。えって思われる方々もいるとは思うが、設計の教科書にもちゃんとロシア建築の美について書いてある。左の挿絵は実際には建たず、プランのまま終わったらしいが、どこか凄い。決して北の将軍様の銅像に似ていると言ってはいけない。あくまでレーニン像だ。西側世界の僕らから見たら、色が無く寂しいと感じたりするが、その天をつくような芸術的な威厳さは、さすが東側の盟主だっただけはあると思う。実は時代の先端を走っていた時期だってあるのだ(まあ耐久性はないと思うが。。)時間がある方は見てもよいと思う。意外とソ連は芸術家達を優遇していたから、建築デザインにとどまらずあらゆる芸術が花開いていた。みんな結構好き勝手出来ていたようだ。まあ西側世界に負けぬよう、もちろんプロパガンダ的な要素は抜けないが。。これをこのまま日本に輸入しようとした方々もいたようだ。それをやられたら迷惑だったと思うがね。。

アメリカをどう牽制にするのだろ。。
  今イランがアメリカ相手に息巻いている。ホルムズ海峡を封鎖すると言うのだ。そんな事をされたら日本の石油供給が追いつかなくなり経済に大打撃を被る。まあなんだかんだ言ってそんな根性がイラン政府にあるとは思わないが、あと2・3国仲間になればやりかねない。もちろん核だって打つかもしれない。ロシアのプーチン氏がどう動くか、さて見物だ。


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2012年3月9日金曜日

清貧のランナー

  野口みずき選手がロンドンオリンピックの出場をかけて11日に開かれる『名古屋ウィメンズマラソン』に出場されるそうだ。そんなニュースを見た。

  現在33歳の野口選手。僕はちょこっとだけ接点がある。僕が京都市観光企画課に勤めていた時、アテネオリンピックで野口選手は優勝され、金メダルを獲得された。その折、優勝報告という事で京都市役所に来られた。職員一同もの凄いテンションでお出迎えした記憶がある。『あれが金メダルげな~』みたいな感じで野口選手に群(むら)がっていた。また野口選手は朝早くからランニングをやってらっしゃった。まだ僕が駆け出しの設計屋だった頃、給料がお米だった僕は新聞配達をしていた。その時、僕の近所を走ってらっしゃったのが、野口選手だった。毎日練習されている事は新聞配達屋では有名な話だった。また、たまたま宮崎市を車で運転していた折、偶然ものすごいスピードで走ってらっしゃる野口選手を見た。僕はマラソン選手と職種の方は野口選手と宗兄弟しか見た事がない。なので勝手ながら応援している。

  北京オリンピックでは京都市堀川商店街のアーケードに『野口みずき選手を応援します』と横断幕がつるしてあった。しかし野口選手は肉離れで欠場。そして翌日には横断幕は『感動をありがとう』に変わっていた。。別にメダルが取れなかった時用の横断幕を下げなくても良さそうなものなのになんて思ったものだ。この野口みずき選手。実は恵まれた家庭に育ったわけではない。自転車も買う事ができず、友人が自転車に乗っているのに彼女だけ走っていたそうだ。33歳という事は彼女が中学に上がる位の頃は日本はバブルを謳歌していた時期。僕も同じ頃に育ったわけだが、そういう人は見た事がない。それを知ってから彼女を強力に応援する気が出てきた。

  11日のマラソンはがんばって欲しい。めちゃめちゃ応援するつもりだ。

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