2014年1月4日土曜日

元旦は凧上げのお手伝い

  あけましておめでとうございます。昨年はたくさんの方々に訪問いただき、書き手として本当に感謝しております。今年もつたない文章、誤字脱字、句読点の入れ忘れが激しいブログですが、どうぞご愛読のほどをよろしくお願いします。

  今年の正月こそは、『実におめでたい!!』『やっぱりワイハーでチャンネ~と!!』と、本当ははしゃぎたかったのだが、年の瀬に書いたように、普段と変わらず地味~に全力で業務をこなしてた。。『世の中浮かれてて、ホントええの~』などとぶつぶつ言いながら鉛筆をニギニギしていたら、近所の子らが『イケメンのおじさん(そう呼ばしている)!!』と遊びに来た。どうせお年玉セビリに来たんだろうと、無視を決め込み隠れていたら、女の子が半ベソかきだし『イケメンのお兄さん!!』と言い出した。。おいおい。。お兄さんは君らの親戚じゃないんだぞ。。と思いながら、財布中身を確認してみると、万札しかねぇ。。どう考えても小学校低学年の子供らにはもっちない。。う~んと考えていると、『凧が木に引っ掛かったの。。』と言ってきた。。僕は『それをはよ言わんかい!!』と子供らには言ったが、内心ホッとした。。

  僕の近所に地区の集会場である『会堂』と呼んでいる建物がある。どうやら大正年期に建てられたらしいのだが、よくわからない。その近くには社(やしろ)が置いてあり、なんとなく地区の人々は地区の氏神さま扱いをしている。その社の周りには鎮守の森があり、実に大きい杉がある。子供らはそこで凧上げをしていたらしいのだが、案にたがわず凧が引っ掛かったようで、高っかい高っかい場所に凧がぶら下がっていた。。現場について気が付いたのだが、どう考えても10mほどはある。。下から眺めながら、こん杉の木はどう考えても登れんぞ。。と安請負した自分を恥じた。。


  だからと言って、『君らが大人になったら自分で取りなさい♡』などとは言えない。凧上げしてもお母さんにぶ~ぶ~言われないのは正月だけなワケであり、お年玉をあげてない手前、こちらとしても頑張らなくてはならない。ママよ!!ということで、僕がやるインスペクション(住宅診断)用の脚立(8mまではいける!!はず。。)を取り出し、安全用のヘルメット(自転車用)をかぶり、大っきな杉の脇に脚立をセット。いざ参らん!!『見とけ子供ら!!大人の脚立の使い方を!!』と言い放ち、脚立に足をかけた。。のは良かったが、2メートルほど登ってすぐ降りた。。おじさんは高いところが怖いのだ。。

  青い空気に包まれながら『いや。。杉は滑るから登ったら危ないんだよ。。』と正月早々子供らをだまくらかし、上る場所を会堂へ変更。『最初からこっちにすれば良かった。。』とは思いながら屋根に登った。。だが大正年期に作られた屋根はもちろん瓦なのだが、さすがに劣化がひどい。歩くたびにみしみし言って、実に怖い。。どう考えても損害賠償は僕に来るよな。。まあ、もともとはこの会堂は僕の家の建物だったんだし。。(ホントである!)と思いながら、きっと何枚か瓦を割りながら棟(頂上の事)に登った。そして持ってきた物干しざお(竹製)でエイ!と凧をつつく。するとあっさり凧がGL(地面の事)に落ちた。『えがったの~』と子供らに満面の笑顔を送ると、『おじさん。。凧が折れとる。。』と小娘が言った。。おいおい。。

  も~。。とは思ったが、子供らも好きで凧を引っかけたワケではないので、『そこは我慢だ』というワケにはいかず、僕が直すこととなった。。家に帰り、何かないかと建築用模型セットを引っ張り出す。すると模型用の細い木の切れ端があったのでそれを折れた骨組みに添え、木工用ボンドで補強した。もちろん凧とはバランスが良くないと飛ばない。なので折れていない骨組みにもしっかりと同じものを添えてあげる。するとばっちり直ってその凧は天高く舞い上がった。。さすがだ!!と正月早々、自分で自分をほめてあげた。。もちろん子供らには『おじさんってカッコいい!!』と無理やり言わせた。

  本当はもう少し仕事をしたかったのだが、しょうがない。おかげで少しは正月を味わえたと思わんといかんだろう。。という事にしておく。。

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